
ACSモデルとは、出会いからセックスまでを3つのフェーズに分解して考えるフレームワークです。
以下の3つに分類されます。
- Attract(魅了)フェーズ
- Comfort(親密)フェーズ
- Seduce(誘惑)フェーズ
この段階に沿って試行回数を稼ぐことが基本的な戦略となります。
単刀直入に言いますと、このACSモデルを理解して実践するかしないかで成功率は格段に変わってきます。
- ACSモデルとは一体どういうものなのか
- 各フェーズの目標とやるべきこと、やってはいけないこと
- 絶対に押さえておくべき大事なポイント
そもそもACSモデルとはどういったものなのか、説明したいと思います。
ACSモデルとは地図である

ACSモデルとは、自分の現在地を知るための地図と言えます。
相手との親密度や関係性によって取るべき戦略は当たり前に違います。
今の自分と相手との位置を測るための指針がACSモデルというフレームワークです。
このフレームワークを使うことによって適宜、自分の取るべき戦略が分かるので効率的に物事を運ぶことが可能になります。
それでは各フェーズごとにどうすれば良いのか、解説していきます。
第1フェーズ Attract(魅了)

Aフェーズの目的とやってはいけない2つのこと
まず第1段階としてA(魅了)フェーズがあります。
このフェーズの最も重要なポイントは「男として見てもらい、相手を魅了する」ことです。
ここで絶対にしてはいけない2つのことがあります。
非モテコミットとフレンドシップ戦略です。
なんだよそれ聞いたことすらないぞ
これらをしてしまうとファーストインプレッションが「良い男性」ではなく「良い友達」になってしまいます。
良い友達だと思われるのは勿論良いことですが、オフパコに限って言えばそうではありません。
第1印象で決まる、友人フォルダは絶対避けろ

意識的・無意識的かは個人差がありますが、女の子の中で男は「異性」と「友人」の2種類のフォルダに分類されます。
友人フォルダに分類された男が男女の仲に発展することはまずないです。
一度、友人フォルダに振り分けられてしまうとそこから異性フォルダに入ることは非常に困難を極めます。
Aフェーズにおける目標は異性フォルダに入ることです。
Aフェーズは最も難しいフェーズだが飛ばせる場合も
しかし、このAフェーズこそがACSの各フェーズの中で最も難易度が高いです。
そして、このAフェーズを飛ばしていきなりCフェーズに行ってしまうと友達フォルダへ直行してしまうので、決して飛ばしてはいけません。
が、オフパコにおいては例外的にこのAフェーズを飛ばすことができます(Aジャンプ)。
ただしオフパコだからと言って無条件にスキップできる訳ではありません。
プロフィールでの情報や、クラスタ内でのポジショニングなどによって魅力を感じてもらえればその時点でAフェーズはクリアです。
- 魅力のある男と思われろ
- 友人フォルダに分類されることは絶対に避けろ
- 非モテコミットとフレンドシップ戦略は厳禁
- ポジションを取ることでAジャンプが可能
第2フェーズ Comfort(親密)

Cフェーズの目的と非モテコミットの解禁
次に第2段階としてC(親密)フェーズがあります。
このフェーズの最も重要なポイントは「安全な男として認識される」ことです。
ただし、安全とは言っても「手を出さない」という意味ではなく「信用できて危害を加えない」という意味です。
ラポール(信頼関係)を築いて一緒に時間を過ごすと楽しいと思ってもらえるようにします。
さて、それではどうやってラポールを形成するのか。
ここで初めて、Aフェーズでは厳禁だった非モテコミットを発動します。
ラポール(信頼関係)を形成する6つのテクニック

男は結論を求め、女は共感を求める。
誰しも1度は聞いたことのある言葉だと思います。
Aフェーズにおいて禁じ手であった非モテコミットの出番がこのCフェーズです。
ラポールを形成することにおいて、重要な要素が2つあります。
- 相手と共通する点を探す
- 相手に対する理解をする
そこでこれらを演出するためのテクニックというものが存在します。
- コールドリーディング
- クローズドクエスチョン
- パッシブディス
- バックトラック
- ページング
- ミラーリング
これらのテクニックを駆使することにより、心の距離をグッと縮めることができます。
コールドリーディングで「理解感」を演出
コールドリーディングとは、占い師などがよく使う話術の1つです。
誰にでも当てはまる情報やなどをさも言い当てたかのように話します。
そもそも甘えたがりであると公言する人は少ないですし、甘えたがりである女の子の確率は高いです。
さりげない会話の中でそのような雰囲気を感じ取ることができればこのセリフの有効性は非常に高いでしょう。
クローズドクエスチョンで話を盛り上げる
クローズドクエスチョンとは、相手に答えを訊くのではなく、こちらから答えをある程度想定した質問のことです。
これが有効な理由は、誰でも自分に関する話題が好きだからです。
自分の全く興味のない分野の話題ほどツマらないものはありません。
例えば以下のような質問の仕方がクローズドクエスチョンに該当します。
- 「血液型、A型じゃない?」
- 「ハンドメイドとか好きそう」
- 「甘いもの好きっぽいよね」
要するに、Whatの質問はNGだということです。
このWhatの質問のことをオープンドクエスチョンと言います。
- 「血液型って何?」
- 「好きなこととか趣味って何?」
- 「好きな食べ物って何?」
オープンドクエスチョンよりもクローズドクエスチョンの方が盛り上がります。
ですので相手に何か訊く際には基本的にクローズドを意識して質問するようにしましょう。
パッシブディスで余裕をかもしだす
パッシブディスとは、消極的に相手をディスるテクニックです。
これの何が有効なのかと言うと「必死感」がなくなるのです。
実際に自分がこう思うかは別にして、相手からは余裕のある男だと思われます。
ただし、これを終始徹底してしまうとただのいけ好かない人になってしまうので、タイミングが非常に重要です。
バックトラックで相手を受け入れる
バックトラックは日本語でいう「オウム返し」で、相手の発言を繰り返すことです。
しかし、全く同じ言葉で返すのはバカにされたような感覚を与えるのでNGです。
女「この前親に◯◯って怒られてマジでうざかったんだよね〜」
男「へぇ、この前親に◯◯って怒られてマジでうざかったんだ」
これは一言一句真似して返答しているので良くないですね。
相手の話の中から事実や感情を汲み取り、重要キーワードを織り込んで要約します。
女「この前親に◯◯って怒られてマジでうざかったんだよね〜」
男「親に◯◯って怒られたら確かにムカつくね」
この返答例だと
- 事実:親にあることを言われた
- 感情:それによって不快に感じた
という2点を抑えながらの返答に成功しています。
これによって相手は自分の話が理解されて、受け入れられていると感じます。
ペーシングで相手に仲間意識を持たせる
ペーシングとは相手の話し方や状態、呼吸のペースなどを合わせるテクニックです。
小さい子供に話しかける際に目線や喋り方を合わせるアレですね。
- 相手の話し方に合わせる
→声の調子、スピード、大小、抑揚など - 相手の状態に合わせる
→テンション、喜怒哀楽など - 呼吸に合わせる
→相手の肩の動きを見て、同じリズムで息をする
露骨にではなくこれらを自然にできると、相手は無意識のうちに仲間意識を抱きます。
このような仲間意識が好感や安心感を生んでくれるのです。
ミラーリングで安心感を与える
ミラーリングは相手の動作を真似することです。
前述したペーシングと同じように、好感や安心感を作る役割を持ちます。
- 飲み物を飲むタイミング
- 姿勢や座り方
- 歩調や視線
- 顔を触る仕草や腕の組み方
ただし、完全に真似してしまうと「なんで真似するんだよ」と警戒されます。
ですので、時間を数秒ずらしたり動作を少し変えたりして自然なミラーリングをしましょう。
テクニックはあくまで補助をするもの
これらのテクニックはもちろん有用ですが、過信してはいけません。
本質は相手との信頼関係を構築することです。
それを念頭に置いた上で、これらのテクニックを使ってうまく信頼を勝ち得ましょう。
- 徹底的に信頼関係を構築しろ
- 安全な男の意味を履き違えるな
- 男は結論、女は共感を求める
- テクニックは主軸ではなくアシストするためのもの
第3フェーズ Seduce(誘惑)

Sフェーズの目的と言い訳の大切さ
最後の第3段階はS(誘惑)フェーズがあります。
このフェーズにおける最終目標は「セックスにたどり着く」ことです。
それには突破しなければならない最後の関門があります。
それが最終抵抗と呼ばれるものです。
最終抵抗とは「女の子の持つ恐怖」である
最終抵抗とは、女の子が持つ恐怖から発生する最後の抵抗です。
セックスすることにおいて、女の子は具体的に以下のような恐怖を抱えます。
- 簡単に股を開くビッチだと思われる恐怖
- ヤリ捨てされてしまうのではという恐怖
無論、処女やこれまで悪い男としかセックスしてこなかった子、性犯罪被害に遭ったことのある女の子には別の恐怖もあるかもしれませんが、基本的にはこの2つです。
これらを克服し、ゴールするために必要なキーワードが2つあります。
それは「信頼関係」と「言い訳」です。
信頼関係なきセックスはレイプである

信頼関係がなければ、そのセックスに正義はありません。
そこをキチンと把握していないとただの性犯罪です。
その信頼関係を築くフェーズが先程までのCフェーズです。
クラブでの即や援交などのCジャンプという例外もあります。
ただし原則A、C、S全てのフェーズは飛ばせないので、信頼関係の構築は必須です。
「言い訳」こそが最大の武器である
女の子に対して言い訳を用意してあげる以上の武器はありません。
恐怖を感じて最終抵抗をする子に対する最後の一押しとして「言い訳」は最強です。
「私はあくまで断ったけど、ここまで言い寄られると断れない人なんていない」
実際にそう思うかは別として、その様な体裁を繕ってあげる必要はあります。
相手が自分に言い訳を聞かせ、納得したと思わせることが鍵です。
最後の押し込みがないと、基本的には成功(性交)できません。
ACSモデルは必要最低限な考え方

ACSモデルとは冒頭で説明したようにあくまでフレームワークでしかありません。
ナチュラルにモテる男はこんな理論立てて行動したりはしませんが、無意識でこれらを経験などから学んで実行しています。
そうでない僕たちはこうやって覚えることで、同じ土俵に立つことができます。
ですのでこれらに沿って実行するだけでなく、あくまでマインドセットであると理解するようにしましょう。